05816-200308 トランプでするカードゲーム「Xeno(ゼノ)」が流行っているらしいのでルールをヒヤリングした
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息子たちの学校で流行っている「Xeno(ゼノ)」と呼ばれるカード(トランプ)ゲームを教わりました。
相手のカードを推測する知的ゲーム。
早速一緒にプレイしてみました。面白い。
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2019年の二学期から流行っているそうです。次男はルールを聞いて5分で把握したというから、難易度は高くない。実質的には10種類のカードの「効力」を知ればOK。オリエンタルラジオの中田敦彦さんが既存の別のゲームをアレンジして作ったゲーム「Xeno(ゼノ)」を子どもたちがさらにアレンジしてトランプゲームとして遊んでいるとのこと。
法学部で教えている、社会の変化に即応して「ルール」も変わる現象が観察されます。ここでは、息子たちからヒヤリングした、彼らが「Xeno」と呼ぶカード(トランプ)ゲームのルールを記録しておきます。またさらに変化する未来のために。
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使うカードは18枚のみ。同じ色の1〜8を2枚ずつ、そして9と10を1枚ずつ。
それぞれのカードには番号(rank)ごとに固有の「効力」がある(カードを場に出した人がそのカードの効力を享受する)。
プレイヤは2〜4名。
シャッフルしたカードを1枚ずつ配り(非公開)、残りを場の中央に伏せて積んで「山札(stock)」とし、その底にある1枚だけ横に向けておく。
ジャンケンで勝ったプレイヤから順に(時計回りに)山札(stock)の上から1枚とって手札に加え、場に1枚カードを出し、その番号(rank)の「効力」を享受する。
手札(hand)がなくなったプレイヤはゲームから脱落する(負け)。
プレイヤが一人になったらその人の勝ち。
プレイヤが複数いて、山札(stock)がなくなった時点(横向きのカードは残っているまま)で全員の札を公開し、最も番号(rank)が高かった人の勝ち。
勝った人から次の回を開始。
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各カード(rank)の効力
1:1枚目の捨て札(discard)は効力なし。2枚目の捨て札は、9と同じ効力を有する(指名した相手に山札(stock)から1枚引かせ、2枚になった手札(hand)を両方公開させる。どちらか1枚を指定して捨てさせる)。
2:指名した相手の手札(hand)を言い当てると相手はゲームから脱落する。相手は当たったか否かを回答するが当たらなくても手札を教えない。
3:指名した相手の手札(hand)を見る。
4:ガード。次の自分のターンまで自分へのすべて効力を無効にする。
5:指名した相手に山札(stock)から1枚引かせる。2枚になった手札(hand)を伏せたまま1枚指定して捨てさせる。
6:指名した相手と手札(hand)を見せ合って(非公開)、数字(rank)が低い方がゲームから脱落する。
7:次のターンで山札(stock)から3枚引き、1枚選んで山札に2枚戻し、他のプレイヤが山札をシャッフルする。
8:指名した相手と自分の手札を交換する(非公開)。
9:指名した相手に山札(stock)から1枚引かせ、2枚になった手札(hand)を両方公開させる。どちらか1枚を指定して捨てさせる。
10:場(table)に捨てることはできない。
9の効力によって捨てさせられた場合はゲームから脱落する。
2の効力によって捨てさせられた場合は、山札(stock)の底に用意された横向きのカードを取る。
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